ピルの種類と副作用と死亡例。婦人科の値段や個人輸入

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ピルは種類もいろいろありますが重篤な副作用もあります。私が長年飲み続けて注意したことや、副作用対策、値段や個人輸入について書いていきます。

ピルとは

ホルモン剤の一種で

合成プロゲストゲン( 黄体ホルモン)と合成エストロゲン(卵胞ホルモン)の化学物質による合剤です。

黄体ホルモンの作用により脳が、妊娠したと錯覚するため排卵が止まり、子宮内膜が厚くならないことで受精卵が着床するのを防ぎます。

血栓ができやすくなる為、飲めない体質もあるので必ず婦人科での血液検査が必要になります。

■治療目的では

ピルは避妊だけではなく、生理前の不快な症状の緩和やホルモンバランスに関係する病気の症状の改善にも役立っています。

現在は生理前症候群(PMS)の精神的症状(イライラ・情緒不安定)や頭痛やむくみにはプレフェミンも処方されますが、低用量ピルも処方され、

子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣嚢腫、卵巣血腫、生理痛の緩和、経血が多すぎる場合、生理不順、更年期障害の緩和、ホルモンバランスの乱れで起るニキビ治療にも処方されます。

■飲み方

毎日、同じ時間に飲むことで一定の効果が得られるので、先ずは飲み忘れない時間を決めます。

初回は、生理の始まった日から7日以内に21日間のみ続け7日休み、翌日からまた21日間飲みます。

最後に飲んだ21日目から2日~7日で生理が来ますが、経血の量や痛みも軽く、日にちも短くなる場合が多いです。

生理日を調整したい場合は25日間飲むなどのコントロールも可能です。

■飲み忘れ

飲み忘れた場合は、気が付いた時にすぐに飲み、その日の分もいつもの時間に飲みますが、避妊効果は落ちているので注意が必要です。

■ピルの種類には

ホルモン剤が高容量、中容量、 低用量、があり

全ての錠剤が一定量のものと、だんだん多くなるものがあります。

アフターピルといって、性交後の妊娠回避の目的で飲むものもあります。

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ピルの副作用

■重篤なもの

血栓が出来やすくなるため、心筋梗塞、脳梗塞が起こりやすくなります。

頭痛、吐き気(むかむかする程度で飲みはじめから1週間以上経っても消えない場合)、立ちくらみ、けいれん、意識障害、しびれ、ふくらはぎの痛み、視界のぼやけ、呼吸困難、じんましん、アナフィラキシーショックが出たら直ぐに病院へ!

女性は重篤な症状が貧血の症状に似ているため慣れているので我慢しますが、ピル服用時は我慢は命に関わります。

■良い効果

肌がきれいになる、ニキビができにくくなる、胸が大きくなる。

■悪いもの

太る、食欲が増す、

■死亡例

・月経困難でバイエル薬品の超低用量ピル「ヤーズ」を処方された20歳代の女性が2013年6月に頭蓋内静脈洞血栓症により死亡、その後も10代の女性が脳血栓で死亡しました。ヤーズでの血栓閉塞症発現例は87例もあります。

カナダでは

「ヤーズ」と「ヤスミン」を処方された、14歳の少女を含む23人の死因の大半が血栓症だったため、死亡の原因となった疑いがあるとして、医師と薬剤師が薬の副作用をカナダ保健省に報告しました。

http://www.afpbb.com/articles/-/2949964?pid=10855114

「ヤーズ」は、卵胞ホルモンとしてエチニルエストラジオール0.02mg、黄体ホルモンとしてドロスピレノン0.3mgを配合した超低用量ピルです。
「ヤスミン」と同じ成分ですが卵胞ホルモンの量がヤーズのほうが少ないです。

・月経困難治療に使われるピルと同成分の「ナルベル」では90例の血栓発症と死亡1例があります。

http://finedays.org/images/runa-data01.pdf

「ナルベル」は低用量ピルと呼ばれるEP配合剤で、黄体ホルモンとしてノルエチステロン1mg、卵胞ホルモンとしてエチニルエストラジオールは旧配合錠で0.035mg、新薬のULDは0.020mg配合されています。

■わかっている血栓症リスク成分

卵胞ホルモン剤のエチニルエストラジオールは、合成黄体ホルモン投与時の不正出血の軽減に役立ちますが、血栓症や乳がんのリスクを上昇させることが知られています。

■副作用対策

死亡例のある薬の卵胞ホルモン、エチニルエストラジオールは殆どのピルに使われているので、ピルはどんなものでも血栓リスクととなり併せです。

マーベロンとメリアンを10年も飲み続けた私は、飛行機に乗る機会も多く、寝不足も多かったので水分補給とビタミンEやDHAなどの血液サラサラサプリの摂取を欠かしませんでした。

血液をサラサラにする心がけと、体調の変化が出た場合は直ぐにピルの服用を伝えて受診することが大切です。

■婦人科で処方してもらう場合の値段

病気や症状緩和の場合は保険が効きますが、避妊目的では保険が効きません。

保険が効かないピルの値段は1,500円~3,000円ほどで出しているところが多いです。

保険が効かない状態でも、血栓リスクや血液の数値を調べるための血液検査は保険適用で

初診料、血液検査、場合によってはエコーで4,000円~5,000円ほどですから

検査の月は5,500円~8,000円ほど掛かります。

■個人輸入や通販

検査は半年に一回は必要ですが、毎月のところもあり負担を軽減するために、輸入代行を使っている人も最近は多くいます。

自分で使用する分を購入することは違法ではありませんし、値段も保険が適用されない値段のの半額以下が多いので助かります。

ただ、偽物などもあるようなので、口コミを見たり会社の情報を見る事も必要です。

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