梅雨や秋の台風や長雨の時期は低気圧もあって体調不良になる人が多いです。湿気や気温の変化で自律神経の乱れに依るものもありますが、食中毒やカビが原因の場合も有るんです。
梅雨や秋の体調不良の原因
◇食中毒
ノロウィルスは冬に流行し、真夏の方が菌が増殖しやすそうなのですが、
梅雨の時期や秋は、意外に食中毒が多く
カンピロバクター・ウェルシュ菌・カンピロバクターという細菌性の食中毒が増えてきます。
・この細菌での食中毒の症状は
微熱、だるさ、嘔吐、悪寒、頭痛、腹痛、下痢があります。
これは、梅雨時や秋に体調不良を訴える人の症状に酷似していますし、
重篤なものではないので、食中毒になっていても、
毎年の季節の変わり目の体調不良かな~。
なんて思っている人も意外に多いのではないかと思います。
◇カビ
・カビ菌は
気温が20℃から28℃、湿度が60%で活性化します。
エアコンを使わない温度が多くなる梅雨時や秋は
毎日カビが活性化して増殖しまくっています。
・カビ感染症状
皮膚病や肺炎、アレルギーを起こします。
クリプトコッカスという、
吸い込むことで脳にも侵入して、髄膜炎や脳炎を引き起こす
鳩の糞に汚染された土壌に生息するカビもあります。
カビの感染症の症状も、
梅雨時や秋の季節の変わり目に起こる体調不良と酷似しています。
季節の変わり目になると、だるい、吐き気がする、頭痛がする。
という場合は
カビや食中毒の可能性も十分にあるので、食べ物の管理や家の掃除で対策すると良いですね。
食べ物の管理
●見た目や味が変わっていなくても菌の増殖がいつもより早く活発なので、
作り置きや、捨てない食べ残しは必ず冷蔵庫へ入れる。
●生ものは良く焼く、生を掴んだ箸で食べない。
●まな板、包丁は野菜と生もの用を分けて除菌は毎日する。
●買い物中の温度にも気を付ける。
●冷蔵庫は10℃以下
厚生省 食中毒予防のポイントもご覧ください。
家の掃除(カビ取り)
サッシ周り、家具の裏、お風呂、水回りを
しっかりと漂白剤(キッチンハイター)やカビ取り剤で除菌をしておきます。
畳、床、天井、壁にも見えないカビが存在するので
漂白剤を薄めた液で絞った雑巾でさっと一拭きしておくと安心です。
エアコンは、
シロッコファンにもカビがビッシリと付いていて肺が侵されるので、咳が止まらなくなったり、微熱が続き、やがて重篤な肺炎になります。
なので、しっかりと溶かして落とし切ってください。
エアコンクリーニングのやり方はこちらです。
いつもお腹が弱くて、だるくてやる気が出なかった人がいて
その人は水筒をきちんと洗ったことが無いと知り、
見て見たら糸を引いていて;
しっかり除菌したら、体調が良くなって元気が出た人も居ます。
いつも軽い食中毒状態だったわけですね。
なので、ペットボトル内の菌で体調不良の人もいるかもしれないです。
カビでアレルギーや肺炎を起こしても、お腹をこわしても、
だるくて頭痛がするので
症状が似ているので、ただの体調不良と思われがちですが、
私の周りでは、
食べ物の管理と家の除菌をしただけで体調が改善した人が沢山居るので、
ぜひ除菌に励んでみてくださいね^^♪