梅雨時は洗濯物が臭くなります。セスキ炭酸ソーダや酸素系漂白剤などの生易しいものじゃ、また汗をかいた時に臭ってきます。また、衣替えでしまおうとしたり出してみた衣類が黄ばんでいることがあります。そんな時に簡単に臭いの原因も黄ばみも取ってしまう方法です。
臭いの原因は菌です。
わきがの人ですら、菌がなければにおいません。
くさいのは洗濯物(服)に菌が湧いて腐っているんです。
菌は普段の洗濯で殆ど落ちているのですが、
皮脂と混ざって繊維に入り込んでいて落ちにくくなったり、落としきれなかった菌が、乾いた時はにおわなくても、着ていて湿った時にまた臭ってきます。
なので、一度菌が付いた洗濯物は
徹底的に除菌しないと不快なにおいが付きまといます。
においや汗じみを取る方法
臭い衣類の除菌には酸素系の漂白剤を使っている方が殆どだと思います。
ですが、
酸素系漂白剤では、一時的ににおわなくなりますが、
一度臭くなった衣類やタオルは、
酸素系などの生易しい漂白剤では殺菌しきれていないです。
なので、
一度臭くなってしまった衣類やタオルは、塩素系漂白剤で殺菌すると臭いが無くなります。
■用意するものは
キッチンハイターと
細かくムラなくスプレーできる容器です。
スプレーには10%の濃度の漂白剤が入っています。
ノロウィルス対策や、まな板除菌にも常に使えるので作っておくと便利です。
■塩素系漂白剤は
ふきんを除菌する時に使うので、タオルや衣類に使えないということは無いですし
濃度が濃くなければ色落ちも、生地の傷みも感じたことはありません。
かえって、
衣類にやさしい洗剤で、歯ブラシでこすってみたり、叩いてみたり、手揉みしている方が傷んでいます。
除菌の方法
●タオルや下着は
普通に洗濯して、皮脂を落とした後に
洗濯機に水40リットルにキッチンハイター400ml入れて回して一晩付け置きして
また、普通に洗濯します。
塩素系漂白剤は他の洗剤と混ぜるとガスが発生して危ないので、1度、水ですすいで脱水し、
そのあと、普通に洗剤で洗濯すれば、臭いも黒ずみ(カビっぽい感じの)黄ばみも綺麗に落ちています。
●濃度は10リットルの水に対して100mlなので10%です。
この濃度で色落ちや痛んだことは無いです。
洗濯機の除菌も兼ねたい時は
傷んでも気にならないタオルに20%の濃度の塩素系漂白剤を入れることもありますが、特に傷んだことはありません。
●おしゃれ着
おしゃれ着洗いしているブラウスやジャケットが黄ばんだり臭ってしまったら
皮脂があると菌も黄ばみも抜けにくいので
- 先ず、普通におしゃれ着洗いします。
- 柔軟剤を入れないですすぎます。
- 濡れたまま、臭う場所と黄ばみに10%の濃度の漂白剤をスプレーします。
すると、みるみる黄ばみが無くなり、次回湿っても臭いも出ません。
そして普通に柔軟剤を入れてすすぎ、脱水して干します。
☆おしゃれ着を除菌する時のポイントは濡れたまま広範囲にスプレーすることです。
そうしないと、乾いた状態に漂白剤が掛かると色ムラや、傷みになりますので
この方法なら色物にも出来ます。
黒ですら色も抜けないです。
今日、私が黄ばみとりしたのは、仕舞おうとしたジャケットと出した夏物ジャケットです。
冬ものに、こんな汚れが付いていました。
取り敢えずは、セスキ炭酸ソーダを掛けました。
作り方はこちらです。
セスキ炭酸ソーダで濡らしては、タオルで吸い取り。
5回ほど繰り返しましたが、色が残りました。
そこで、もう汚れは取れているので
広範囲に水で濡らした後に、キッチンハイター10%濃度をスプレーして
色がみるみる無くなった時点で水洗い。
その後、柔軟剤に浸して乾いたら。
もう、どこに汚れがあったのか分かりません。
そして
出してみた夏物ジャケットは、襟首汚れと脇汗じみで、捨てるほど黄ばんでいて
捨てても良いやと思ってやってみたら
最初の画像が無いのは、
絶対にこれは取れないな~と思ったほど黄ばんでいたからなんです。
そして、こんなに綺麗になったので、
やっぱり塩素系神^〇^☆と思ってこのブログを書きました^^♪
洗濯物は30分以内に乾かせば菌が増殖しないそうなのですが、
乾燥機で乾かしたものでも、一度菌が湧くと汗で湿った時にはやはり臭います。
なので、殺菌は必要です。
これから梅雨で、乾燥機が使えない衣服などもあるので臭いが気になりますが
部屋干しは、
換気扇を回して、洗濯物に空気清浄機の吹き出し口や扇風機で風を充てると早く乾くので、菌の増殖が少しは防げます。
先ずは、臭い洗濯物や黄ばんだ服は
優しい除菌や漂白を繰り返して臭いも繰り返して生地を傷めるよりも、ハードだと思っていた方法で簡単にきちんと除菌することをお勧めします^^♪