猫の糖尿病、理想のフードとフードを食べない時

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猫の糖尿病の療養食は種類が限られているので飽きてきます。食べなくなった時は無理に療養食を続けなくても、成分に気を付けて与えれば大丈夫です。

糖尿病用のフードは血糖値を上がりにくくするために食物繊維が多く含まれているだけで糖尿病自体を治療するわけではありません。

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理想のフードは

猫はもともとは肉食なので、高タンパク低炭水化物のフードが理想です。

病気になる猫が増えたのは、市販のキャットフードに炭水化物が多く含まれたのが原因だと考える獣医も増えてきています。

猫は炭水化物を消化しにくく、フードに含まれる炭水化物が40%までならばなんとか消化できるそうですが、大自然の中で暮らしていた時の獲物の炭水化物は1%ほどです。

炭水化物は苦手で、うまく消化できない為に高血糖になることもあるとのことですが、療養食であっても、特にドライフードには米や小麦やトウモロコシが含まれているものも多くあります。

ですから、猫にはウェットフードのほうが好ましいです。

衰弱して食べなくなっている時

衰弱して食べない時のおすすめは、ロイヤルカナンの退院サポートや共立製薬のクリニケアで栄養補給を優先してください。

ロイヤルカナン退院サポートは液体に近いペーストで、高タンパク高エネルギー高嗜好で弱ってしまった動物の回復に役立ちます。

共立製薬クリニケアは液体なのでシリンジ(針の無い注射器)やスポイトで強制給餌ができます。

うちの猫もインスリンがなかなか効かず、ただ痩せて歩けなくなって寝たきりになり、食べられなくなって医者が見放した瀕死状態から蘇ったのはこの存在のおかげです。
退院サポート楽天最安値
共立製薬クリニケア楽天最安値

飽きてたべない時

療養食を飽きてしまって食べない時のおすすめフードは、

総合栄養食で高タンパク・低炭水化物で糖分の無いもの(カラメルやブドウ糖)を選ぶ。

炭水化物を避けるにはやはりウェットフードが好ましいですが、ウェットフードには増粘多糖類が含まれるものばかりです。

そこで、色々試して、特に血糖値が上がってしまうようなものは無かったのですが、

合併症が治ってきたのはドイツのアニモンダと言う会社のインテグラプロテクト(糖尿ケア)です。中身はコーンビーフのような感じで良く食べてくれます。

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ですが、100gで367円とかなり高価なので途中で200gで378円のカーニーに変えました。カーニーはインテグラプロテクトより少しだけ柔らかくて好んで食べ、血糖値も体調も良かったです。
アニモンダ糖尿ケアは楽天で販売されています

アニモンダ カーニー 楽天
やはりその後も飽きてしまって、ヒルズのキトン缶~シニア缶を主に与え、今はアイシアの健康缶が一番好きです。

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かつおぶしについて

糖尿病になる前からの好物はかつおぶしなのですが

人間用のかつおぶしを沢山食べている時の血糖値が高いです。

そこで、動物用の減塩を与えてみたら血糖値には変化がありませんでした。

かつおぶしは高タンパクなので人間にも猫にも良いはずなのですが、動物に与えるなら動物用の減塩が良いようです。

ダイエットについて

・糖尿病で適正体重以上だとダイエットを薦められます。

でも、忘れてはいけないことは糖尿病になってしまったら栄養が摂り込めないと言う事です。

体重が減り出す前ならば療養食も効果がありますが

・既に体重が減り始めているなら

子猫用(キトン缶やパウチ)か入退院サポートなどの栄養価の高いフードを与えることで衰弱を防ぐことができます。

どんなに高カロリーでも、糖尿病は僅かしか栄養として取り込めていないのです。

糖尿病の猫には高タンパクフードを与えることが大切ですから、体重が減り始めてからのダイエットはさせないでください。

うちの子はそれで何度も天へ行きそうになりました。

思い付く全てをして最善を尽くしたいと思い、
高タンパクフードや栄養価の高いフードを与えて元気が出て回復へ向かい今に至ります。

医者には嫌がられましたが、
殆どの医者が猫の糖尿病は難しく助からない場合が多いと言う中で、飼い主が手を尽くし諦めない気持ちを持つ事がいちばん大切です。

安定するまでこんなに長くかかりましたが今は、3週間~4週間の検査通院のみです。

インスリンが効きだせば回復に向かいますから
糖尿猫ちゃんの飼い主さんみんなにがんばってほしいと思います。

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