猫にはインスリン注射が効きやすい打ち方と場所、効き難い打ち方と場所があります。動物病院では
皮を摘まんで持ち上げて、テントのようになったところに水平に打つように教わり、
場所はどこでも良いか、首の後ろなどと指導される場合が多いと思いますが、
動物のインスリン注射器のウェブサイトには、推奨している場所が書いてあります。
効かない場所
注射器の会社のウェブサイトの推奨されない場所と理由です
http://www.bd.com/us/diabetes/content/pets/cats/popup_injectcat21.aspx
注意:首筋への注入
「一部の獣医師は、首筋領域は皮膚の下に塊を形成してインスリン吸収を妨げるので注入するのに最適な場所では無いと感じ
他の獣医師は、注入技術がある場合は首筋も注射可能であると感じています。」
との記述があります。
確かに、うちの猫もボールが入っているような感じになってインスリンが溜まっている感じが凄くあり、全く効かなくなりました。
そしてインスリンが効きやすい打ち方と場所は
下記の12~17をNEXTをクリックして順番に見てください。
http://www.bd.com/us/diabetes/content/pets/cats/popup_injectcat12.aspx
インスリンが効きやすいというか注射に適した場所は、
足の付け根の前、脇の下、脇腹です。
そして
16.では
45 ° angleとは書いてありますが、垂直にしっかり打ち込んでいます。
23.では
90℃は筋肉に刺さるからダメだと書いてありますが、これは付け根に打っています。
なので、皮膚や脂肪を持ち上げたところに垂直に打つのが良いです。
脂肪層を狙います。
うちの猫もこの方法でやっとインスリンの効果が現れました。
コツは
●皮と脂肪を一緒に摘まみその中へしっかりと打ち込みます。
●毎回、場所を変えます。
注射器の角度を45度で浅い皮下に打つよりも、
内臓に到達しないようにしっかりと皮膚を持ち上げて90度で打ち込む方が効きました。
首筋への皮下注射だった時は、
インスリンを打って2時間~4時間は下がり6時間目の測定ではもう上昇していて
血糖値450オーバーの測定不能でしたが
この打ち方に変えてからは、
6時間経っても100を切っている時があるほどインスリンの効果が変わりました。
打ち方ひとつでもこんなに違いが出る場合も有ります。
増して、注射器のウェブサイトが推奨している事です。
打つ場所の問題だけで命を落とす子が減りますように。
インスリンが効かない子には
効くまでありとあらゆることをして最善を尽くしてください☆
そして新たにわかったこと↓
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