フルクトサミンが下がらないときはソモギー効果を考えたインスリンコントロールをしてみる。

インスリン治療をしていると、猫も人間にも起こるソモギー効果があるのですが、今回はそれを抑え込んで血糖値を出来る限り平坦に保つための考え方と、方法を書きます。

ソモギー効果とは

ソモギー(somogyi ソモジーとも言われる)とは、その現象の研究者の名前を付けたもので、

その効果とは、

インスリン治療をしている糖尿病患者(人間も動物も)が、

インスリン投与量が多すぎて低血糖状態が起きたときに、血糖値を上げるホルモンが働き出します。

そして、肝臓で糖を生成しはじめ排出しはじめて高血糖になります。

簡単に言うと、

血糖値を下げ過ぎたあとのリバウンドのことです。

広告

フルクトサミンが下がらない時の考え方

昨日の猫様の血糖値は、

フルクトサミンが382

8時間半後の血糖値が75でした。

IMG_20160805_145433

7月が、

フルクトサミン 390

9時間後の血糖値 184

6月は、

フルクトサミン  424

9時間後の血糖値 450オーバーだったので、

この3か月で

確実にインスリンが効いていて血糖値は下がっているのに、

フルクトサミン(2週間程の平均血糖値)の下がり方が緩やかすぎます。

フルクトサミンが300台に戻ったと言う事は、かなりコントロールできていると考えても良いのですが、

8時間を超えた血糖値が75ということはピーク時の2~6時間後はもっと低かったわけです。

単純計算で

75をピークと考えたとしても平均値が382ということは最高値839まで上がっていることになり、

乱高下すぎてこのコントロールは良くないです。

これが

フルクトサミンが400と高めだったとしても

ピークが200なら単純計算の最高値は600なので、まだ乱高下に依る身体への負担が少ないですよね。

1月にもフルクトサミンが300台で6時間後のピークが57という時があったのですが、

そのあと、8時間後の血糖値が200台に戻ってきて、更にフルクトサミンが303でしたから良かったのです。

ところが今回は、

ストレスでの爆上げのあとに下がっては来たけれど、

以前と比べても、血糖値は下がっていてもフルクトサミンの下がり方が悪いので

これは、治療を見直す必要があります。

最近、よく眠っていたり吐いたりする原因は尿路関係ではなかったので、

乱高下がキツイからなんですね。

血糖値の乱高下は良くない

血糖値の乱高下は、常に高血糖の状態よりも危険だとされています。

それは、

●低血糖に依る

昏睡、脳症リスク

●高血糖に依る

脱水、だるさ、合併症リスク

を毎日、毎回繰り返している状態で、

●乱高下によって

マウス実験でも血管へのダメージが起こることが解っていて

動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、神経障害、網膜症などが起きてしまいます。

身体も血管も脳もたまったもんじゃないですよね。

なので、絶対に対策が必要になります。

ソモギー効果を考えたインスリンコントロール

通っている病院に担当医はいないので毎回変わるのですが、

以前、フルクトサミンが下がって来ない時は

単純に単位を増やしましょうという提案がありました。

でも、その時は

あきらかにインスリン劣化が考えられる状態だったのと、

血糖値を平らにコントロールしたいと考えていたので

単位よりも回数を増やす方が、

タイトレギュレーションプロトコルにより近くなり理想でしたし、

どちらにしてもその時は

増やす前に、先ずは良い状態のインスリンにしてみてからにしたいと伝えて

インスリンを新しくするだけということになりましたが、

今回は、

また他の医師で

数値を見て「このままじゃフルクトサミンは下がらない、先ずはインスリンを減らしましょう。」と言いました。

私が気にしていた、「ソモギー効果を抑えて平らにしたい。」ということを考えている医師でした。

私が、平らにしたいけど先ずはどうするのが良いのか?と答えが見つかっていなかったので、なんだか心の中で「おおっ!それだ^^☆」とガッツポーズが出てしまいました。

それぞれの医師が、懸命に考えてくれていてそれぞれの得意分野で優秀なのですが、

糖尿病は人間も動物も、家で自分で治療していくものなので

毎日現場に居る人間と、幅広い知識のある専門家との間にはどんな分野でも差が出てくるわけです。

そこで、考えがマッチするのは非常に心強いことですね^^♪

ソモギー効果を抑えたいと考えた時に

リバウンドを起こさせない為には

・単にインスリンを減らす

・減らして回数を増やす

のどちらかになりますが

これ以上回数を増やすには

毎回の血糖値計測を導入するか

その単位を打った時のインスリン曲線の把握から始めなければならなくて

まずは、どうすべきなのか迷いましたが

先ず、やってみるのは

今回の獣医の考え通り、単位を減らしてみることが良いですね。

ここまでくると

もうインスリンは効いていて、効かない時は劣化かストレスだとわかっていて

血糖値が高すぎるのは糖尿病のせいではなくリバウンドだとも解っているので

●インスリンの単位を減らして、血糖値の下げ過ぎを防げば上がり過ぎが防げる。

減らした場合、ピークの血糖値は上がりますが、フルクトサミンは下がるはずです。

ところが、もしも

フルクトサミンが下がって来ない場合は

●単位を減らして、回数を増やす。

で、血糖値の乱高下を抑えていきます。

インスリンを如何に効かせるか。から、効きすぎて高血糖になることまで

コントロールは尽きないですが

インスリン離脱の日を思い描きながら、どの猫様も快適でありますように^^☆

また2週間後の血糖値をご報告致します^^

広告
商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサードリンク

コメント

  1. りる子 より:

    こんばんは。
    またコメントさせて下さい。
    うちの子は昨年11月14歳で糖尿と診断され、6月の半ばまではヒューマリン1単位、1日2回で血糖値もフルクトサミンも安定していたのですが、7月に入ってから血糖値450 フルクトサミン700になってしまいました。
    病院の指示で1単位から1,5単位に増やしたのですが、10日後、数値ほとんど変わらず2単位に増やしましたが、相変わらず1日中だるそうに寝ています。
    踵歩きはしていませんが、力が入らないようです。
    食欲はあるのですが、どんどん痩せてきています。
    うちの猫さんは、腎臓の数値も悪いのでよけいにだるいみたいです。
    病院の先生より、aiaruさんのblogのほうが詳しいので、読み返しています。
    いつもありがとうございます。
    私が頑張らないとですよね、、

    • aiaruaru より:

      りる子さんこんにちは^^☆

      気になっていましたのでコメント嬉しいです。

      そうですよね。
      私も
      病院から説明を受けたことはほとんどありません。

      なので、調べ捲って、こちらから提案していく形が多いです。

      猫の糖尿病は亡くなる
      痩せさせてください
      低血糖の方が怖いんです

      くらいで

      インスリンの劣化、
      回数
      インスリンが効かないので歯石除去、亢進症の検査の提案
      ソモギー効果の事など

      すべて、こうしてみたいと言う形です。

      病院の治療方針が、
      低血糖で亡くなる事は避けたいという治療方針なので

      他へ行ってくださいと言われたこともあります。

      でも、

      他へ行ったとしても、またその医師の考えがあり
      自分の想いとインスピレーションと猫様の訴えの通りには行かないので

      ここでお願いしたいんです。と言って
      インスリンと注射器を出して貰って
      単位などは、医師の考えをこちらから聞きながら自分で操作したりしています。

      ただ、昨日の医師は
      提案してくれたことが今の私の考えとマッチしていて嬉しかったです。

      医師事情の中に、

      直ぐに訴える人がいるという事があるので
      人間も動物病院も、
      医師が自分の意思で積極的な治療や余計な事をしなくなっています。

      余計な提案や治療で亡くなれば医師のせい

      なので無難な治療で無理に生かすことはしない。

      どの病院もそんな感じが多くなっています。

      なので、

      どんどん

      自分が猫様と会話して、どうすればいいのかと想っていると

      必ず良い情報や、ひらめきが起きてきます。

      私の考えですが

      インスリンは3回にするべきだと思います。

      ヒューマリンの特性からも猫への作用時間は4~6時間、個体によっては4時間以内の子もいます。

      なので12時間開けると高血糖時が多くなります。

      上がりすぎて下がらない状態なのだと思います。

      また、

      うちの猫様は、今14歳で

      体重が糖尿前13キロ⇒糖尿発覚時11キロ⇒治療開始から半年7キロ⇒インスリン効きだしてから11キロで

      インスリンが効かない時期は7キロでした。

      7キロの適正インスリン量は3.5です。

      でもその時に自分で0.5単位ずつ増やして最終的に8単位打ちました。

      これは、絶対にやったらダメですが

      このままでも亡くなる、ならば効く単位が在るのかもしれないのに

      何も無しないで死なせるくらいなら

      私の、治したい想いの上で亡くなっていくほうが悔いが無かったからやりました。

      でも

      それでインスリンは効きだしたんです。

      なので、この経験からも

      初期は先ずは下げる事に集中していくことが大切だと思います。

      あと、情報元が海外か日本か忘れたのですが

      猫のインスリン治療で、
      最初は効いていても、効かなくなる時期があることがあり

      その場合、1ヶ月ほどでまた効きだす場合が多い。

      ということが書いてあって

      うちも、良い状態のインスリンでも効かなくなり効きだしたので
      そういう時期なのかもしれないです。

      が、

      そういう時期を早く脱する為に

      今は回数で対処すると良いと思います。

      なので

      回数を増やしたいと提案してみてください。
      注射器を出して貰わないとできないので。。。

      こちらが言い出したことは

      医師に責任は無いので、OKしてくれるはずです。

      猫の腎臓はどの猫も必ず弱ってきて、治る事がないので維持という形になりますよね;;

      カリウム(塩分)とリンを減らして

      糖尿には高タンパクが必要ですが、敵タンパクが良いと言われています。

      なので低炭水化物で適度なタンパク質を与えてオメガ3オイル入りも与えると良いですが

      食べない事が一番怖いので

      腎臓療養食を止めて、好物だけを与えて6年維持している猫様も居ます。

      家では、腎臓は致命的な数値ではないですが適齢数値だそうなので弱ってはきています。

      最近は
      三ツ星グルメ 腎臓の健康維持 15歳が近づく頃用 13歳からというものを主に食べています。

      寝込んでしまうと、水を飲むのもトイレに行くのも減ってしまうので

      お水は手の平いっぱいに付けて舐めさせたり

      強制的にトイレに乗せたりして

      腎臓を浄化させるようにもしています。

      できることを頑張らないで続けましょうね^^☆

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です