前触れもなく、前傾姿勢をとった瞬間にやって来るぎっくり腰。私は、気を付けていても癖になったように年に1~2度はなってしまうので、直し方にも慣れてしまいました。
■腰痛とぎっくり腰の違いは
腰痛は慢性の腰の痛みで、
ぎっくり腰は急性や突発性の腰痛です。
■痛みの原因は
・腰椎(腰のあたりにある背骨)のズレ
・捻挫(ひねって痛めてしまう)
・筋肉や靭帯の損傷
・腰周りの筋肉の硬直
・椎間板ヘルニア(椎間板が飛び出ている)
■腰痛やぎっくり腰になる原因は
・体型の癖などで背骨や骨盤が歪んで腰に負担を掛けている。
・腰を入れないで重いものを持つ
・前かがみなど腰に負担の掛かる姿勢を無意識にしている。
・筋肉の低下で骨がグラついている
痛みの直し方
グキッときた時は骨がズレて刺さったような痛みで全く動けなくなるので、
1.腰は前かがみのままで腹筋に力を入れて、なんとか椅子や椅子の高さのものに腰かけます。
腹筋に力を入れる事で、骨の動きを止めてくれるような感じで痛みが軽減します。
2.ツボを押します。
人差し指と中指の間の骨の分かれ目と、薬指と小指の間の骨の分かれ目の両側を押す。
3.腹筋に力を入れたまま腰かけたら、痛みが出ない角度でそっと立ちます。
※無理に背骨を伸ばすのは逆効果です。
こうすることで、立つときにインナーマッスルの働きで骨盤が締まります。
ツボはこちらの動画がとても参考になります。
このツボは本当に効きます。
旅行中にぎっくり腰になった時に、整骨院や整体を探し回ったのですが見つからず、痛み止めを買おうと薬局を探しても見つからず、仕方がないのでシップを買おうと入ったコンビニに
ツボの本が置いてあり、ぎっくり腰に効くツボが載っていたのがこのツボと同じ場所でした。
グリグリ押して本当に激痛から解放されました。
整体で骨盤や背骨の歪み矯正に通ったり、表面の筋肉の緊張をほぐすマッサージに通ったりもしましたが、身体の癖はなかなか治りません。
ヘルニアや損傷でない場合の根本的な原因は骨がグラグラしている事なので、インナーマッスルを鍛えるのが一番です。
骨盤ベルトで骨盤を締めて動かないようにすると腰痛が楽になるのと同じなのですが、
インナーマッスルでしっかりと骨を支えて居れば、腰痛もぎっくり腰の回数も減ってきますし、ぎっくり腰をやってしまっても、頑張って筋肉で骨を締め付けていれば直ってきますから楽です。
腰回りを鍛えるにはスクワットが良いです。
腰に効くスクワットのわかりやすいやり方の動画はこちらです。
筋肉は直ぐに落ちるけど、直ぐに付きます。
伸びる時に、骨盤の後ろを意識して締めるともっと効きます。
お尻のほっぺをグーにする感じです。
スクワットが辛い場合は、
椅子に座ってゆっくり立ったり座ったりを繰り返すだけでも腰回りのインナーマッスルは鍛えられます。
私はつい先日も、洗濯機の中を覗き込んでギクッとやってしまいました;腰を入れない前かがみには気を付けましょう^^