猫の糖尿病の原因のストレスから解放した結果と、この食事で尿路結石も良好です。

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先日は、血糖値の安定していた糖尿病の猫の血糖値が上がってしまった原因がストレスだったことを書きましたが、昨日の検査の結果、見事にフルクトサミン(平均血糖値)も結石リスクも下がっていました。今回の経過や方法、与えた餌についてです。

ストレスが無い時の血糖値

糖尿病4年目になり、安定していた血糖値の数値は

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これは、今年の1月のものですが、

インスリン注射から8~9時間経過後も、200台

血糖値が下がるピーク時の4~6時間経過後で 50台

フルクトサミンは 300台 を維持していて

かなり良いコントロールが出来ていました。

血糖値上昇の原因、ストレス

そして、

先日の記事はこちらなのですが、

今回、血糖値が上がった原因は明らかに、苦手な犬を預かったことでした。

猫の糖尿病の原因とインスリンが効き難い時の対処。猫はストレスで顕著に血糖値が上がる。
瀕死の状態から4年が経ち、安定していた猫の血糖値が上がりました。猫はストレスがある時や動物病院に来ただけでも血糖値が上がります。なので、糖尿...

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静かに暮らしていた猫が、

自分のテリトリーに踏み込まれ、吠えられ、いじくられ、ベッドを奪われ、布団にまでおしっこしまくられ、色んなものをこわされて、家の中も常に散らかるようになってしまったので

血糖値が急上昇してしまったのですが、

犬の気持ちを考えると、愛情不足からくるものが多いので、

この際しっかりしつけて、猫にも認められて皆に愛される犬になってほしいと頑張ったことが

糖尿病の猫ちゃんにはとても負担が大きかったのです。

そして顕著に表れた結果が

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◇3月3日

フルクトサミン 435

ピーク時の血糖値 71

この時はまだ、ピーク時に下がっているので、インスリンの効果はあることは判ったので良かったのですが、

尿糖 ++

PH 8

おまけに、膀胱のエコーに石も見えはじめ

フルクトサミンが300台キープから400台へ上がると言う事は、かなり身体によくない状態になりました。

なので、この時は

インスリンの劣化を疑い、この日に新しいインスリンを買って帰り、尿路結石に効くPHコントロール餌を買いまくりました。

◇2週間後の3月18日(画像右側)

フルクトサミン 479

ピーク時にも  189

尿糖 +

蛋白 +

PH 7

という、PHが中性に傾いた程度で、血糖値は致命的でした。

◇石が無くなって、PHが弱酸性に傾いた、猫の下部尿路に効いた餌はこちらに書きました。

尿路結石の猫。食事で石が溶けて治った!与えた餌はこれです♪
尿路結石の手術から6年、いつ再発するか分らない中で2月にPH(ペーハー)7に、3月にはPH8になりエコーでもザラザラと石が見えはじめましたが...

そして旅行の為

4月10日~17日までの8日間、犬を返して猫は慣れている病院へお泊りしました。

その間の検査結果は、カルテの中にあるので画像は無いのですが、

全ての数値が良くなっていました。

そこで、ストレスがこんなに顕著に血糖値を上下させると判ったのですが、

犬は戻ってきました。

赤ちゃんにやきもちを焼いて吠え捲ってしまい、赤ちゃんが泣きっぱなしで、娘も寝不足で参ってしまい、

ここは、犬も娘も赤ちゃんも、皆が平和になるには私が頑張らなくては。なのですが

猫ちゃんがどこまで理解してくれるか、慣れてくれるか

犬も、愛情不足が満たされて、理解する時がくるのか

この後も、

犬のしつけと、猫に理解を求めるのと、両方に人間と同じように話しかけ。。。

だんだんと犬は、猫に場所を譲るようになり、

猫も猫パンチしなくなり

そして、昨日の検査の結果は

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◇6月2日

・フルクトサミン  424

・9時間後の血糖値 450オーバー

・尿糖 ±

・PH 6

フルクトサミン424は高いのですが、479から下がったのでかなり良くなっていることになります。

9時間後の血糖値も高すぎますが、

本来なら8時間以内にインスリン注射を打つのを、病院が混んでいて測定時には打っていないままの9時間後の計測となり爆上げになっているのと、

3月に開封したインスリンなので、効果が薄れてきていることが考えられます。

なので、昨日はまた新しいインスリンを買ったので、

このままいけば、

次回のフルクトサミンは300台に戻るとかなり期待が持てるので、次回の検査が楽しみです^^

今回与えた食事(餌)

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必死に探して買っても直ぐに飽きてしまう猫様。

もう食べるものが無いよ;と思ったのですが

最近好物になり出した神フードは、

薄くて噛みやすい

三ツ星グルメの腎臓(じんぞう)の健康維持用でしたが、

同じシリーズに

pHコントロールされた餌がありました。

尿のpHを設計値pH6.0~6.4の弱酸性に保ち石を作らせないものです。

pHコントロールフードは設定年齢が高いフードだとpH7に近いので、

リスクの高い子には、実年齢に合わなくても10歳までのフードが良いです。

PH6にコントロールされたものは、結果も早いです。

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この2つと、

相変わらず、大好きなのは

pH6.4~6.9と高めにコントロールされたアイシアの健康缶(画像左)です。

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これは3種類とも飽きずに大好きなので、pHの低い設定のものを与えながら与えています。

飼い主が食べて欲しい餌は

高タンパク、低炭水化物のウェットフードなのですが、

ウェットは汁だけ舐めてポイなので仕方ないですが、

体調が良くなっているので、良いフードだと思います。

結局、思う事

インスリンコントロールにストレスは大敵で、

尿石リスクにはアルカリ性が大敵なのは、よくわかりましたが。

人間と動物の心との繋がりもとても大切で、

それは、犬でも猫でも、人間の子育てでもなのですが

「どうせ言ってもわかんない。」とか

「専門家がこう言ってるから。」とか

そういうことは通用しなくて、

飼い主や親が、本当にその子の幸せを考えた時には

インスピレーション(ひらめき)が来て、どうすべきか分かるし動物も伝えてくれるんです。

不思議ですが、これは、本当にそうなんです。

先日の記事にコメントを下さった飼い主様も、医者が安楽死を薦めても

「生きれる」「まだ」「やるだけやってから」というインスピレーションがあったんだと思うんです。

だから寝ずに看病出来て、猫様もまだ生きて居たいから飼い主様の気持ちに応えて回復した。

動物が、もう身体から離れたい時は飼い主も、諦めが付くものなんです。

本当に、その子の幸せ(どうしたいか)を想った時に

全部上手くいくものだと、私は信じているので

もの言えぬ命たちと、いっぱい会話してください^^☆

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