近年、台風が大型化し勢力も増しています。海の近くや沖縄の人は対策にも慣れていますが、本土の人はまだまだ対策に慣れていません。そこで沖縄の人から学んだ台風対策や考え方などを書きます^^☆
フィリピンで大きな被害と犠牲者を出した台風ハイエンを経験した人達は、終わらない津波のようだったと言っていました。
その終わらない津波級の台風が増えると言われていますので、台風があまり来なかった地域の人も台風対策が大切です。
台風の被害で多いのは
暴風で飛んでくるものが当たって、怪我をしたり家や窓が壊れる事です。
なので、先ず大切なのは
■人に被害を与えない為に、物を飛ばさない
自分の家の
・屋根や車庫の屋根(特にトタン屋根)の点検と補強する。
・ものを外に置かない、置いてあるなら必ず中に仕舞う。
そのくらいはやってほしいものです。
東京では
台風のさなか、大きなゴミ箱と蓋が転がりまくっています。
車が急ブレーキを踏んだり、避けたり、
二次災害が起こりかねない場面がたくさんありますから気を付けましょう☆
■次に家を守るためにすること
屋根や私有物が飛ばない対策の次は窓です。
シャッターや雨戸があっても、
隙間があると、風が入り込んでだんだん空いてしまい、めくれあがって外れるので
ピタッと締めてきちんとロックして、隙間風があるならテープで補強します。
☆シャッターや雨戸が無い場合
沖縄は雨戸が付いていないので
沖縄のオンザビーチのホテルの方に、
「台風時はどうしているのですか?」と聞いたら
「ネットだけですよ。」と言って見せてくれました。
見るとフックを掛けるものが窓枠の上と下に付いていました。
これに
地引網?みたいな太目のネットを掛けて張るだけだそうです。
☆浸水対策は
窓に隙間が無く密閉されているだけだそうです。
「窓は割れたことはないんですか?」と聞くと、
「飛来物さえ避ければまず窓は割れません。」
と言っていて、
一度も割れたことは無いそうです。
確かに、沖縄のホテルの窓はどこも厚目で
上下2重か3重ロックになっていて
引き寄せてピタッと締まるものを使っているところが多いです。
赤瓦屋根も一つ一つしっかりと接着されていますね^^
■台風対策グッズ
飛来物を避けるネットは
本土では
重たくて、しまっておくにも倉庫などの場所が必要なほどの物は
用意する気になれないと思うのですが、身近なもので代用できます。
■代わりに用意した方が良いもの
・フックを掛ける場所
・ネットを掛けるフック
・ネット
ネットは
ゴーヤーネットではちょっと頼りないですね;
なので
ゴミ用のカラスよけネットがおすすめです。
☆ガラスの強化
窓 防犯フィルムを貼るか、
防犯フィルムの代わりになるもの↓
・プチプチ
・大きなビニール袋
・レジャーシート
・浸水性の低いテープ
を用意します。
これは↓防寒、遮熱対策ですが
こんな感じで外から貼ります。
プチプチか、大きなビニール袋か、レジャーシートを
浸水性の低いテープで貼れば飛来物の緩衝効果があります。
☆漏電対策
窓割れ、屋根飛び、雨漏りなどし出した場合は
- ブレーカーを落とします。
- 家電から先に大きなビニール袋を掛ける。
- 貴重品や大切なものをビニール袋に入れる。
その他、家の倒壊や停電に備えて
震災の防災セットは常に用意すると良いです。
☆沖縄の人から学ぶ台風時の心得☆
台風時、沖縄は外出しません。
”命どぅ宝(ぬちどぅたから)”
命こそ宝だからです。
なのに都会では、
命より仕事や用事が大事で、
危険でも電車が動いていれば、自分の地域が暴風域でも出かけます。
一人がそういう無理ができると、会社、社会の大半の意識もそのままです。
自分の命を大切にすることは、人も大切にすることになります。
台風対策も自分の為だけじゃなく
人に被害を与えない為にも是非やってみてくださいね♪
よく当たる台風の進路はこちらです↓