フルクトサミンが下がらない時の、ソモギー効果を抑えるインスリンコントロールの2週間後の結果と考え方と質の悪いインスリンに当たったのでその画像と対策などを書きます^^☆
前回は
インスリン注射のあと、
血糖値はきちんと下がるのにフルクトサミン(平均血糖値)が下がらないので、
先ずはソモギー効果を考えたコントロールをしてみましたが
2週間後のフルクトサミンは少し上がって、血糖値はかなり上がりました。
フルクトサミン397
9時間後(3単位注射後1時間)血糖値409
2週間前は
フルクトサミンが382
8時間半後(4単位注射後30分)の血糖値が75でした。
前回の記事はこちらです↓
さてと。。。
この結果を見てまたどうしようかな。というところです。
考え方
インスリンを減らしたことで血糖値が上がってしまっているので、
ソモギー効果のリバウンドと考えるよりも
血糖値が高いので下げる事を考えたほうが良い。
けれど
猫様の様子を見ると
4単位3回の時よりも
・起きて居る時間が長くなり、じゃれたりするし身体が楽そうに見える。
・体重は相変わらず毎回100グラムほど増えている。
・おしっこが2回~3回になって飲み水の量も増えたが、
4単位3回の時はあまり水も飲まないしおしっこも1日1回と極端に減りすぎて居たので、多飲多尿とまではいかない。
・食欲もある。バカ食いが有るので血糖値が低めな時もある。
・フケが出て毛並みも悪くなってきている。
・目が白くなってきている。
見た目は楽そうなのに、血糖値が上がっているので
やはり、下げなければいけないけれどバカ食いがあるので谷も深いのか。。。
効いてくると明るくてもこの目です↓
でも、前回の写真よりも黒目が白っぽくなってきています。
合併症が出るのだからやはり下げるしかないですね。
やはり、
谷が深いために山が高くなるよりは
2.5~3を4回が平らになる気がしますが、
☆取り敢えず今日は、インスリンを新しくして
4単位 3単位 4単位のまま1週間様子見をすることになりました。
今日は院長先生だったのですが、
前回の先生と同じく考え方が同じ方向で嬉しかったです^^♪
そして新しいインスリンが悪いインスリン
猫の糖尿病の記事の中に
劣化したインスリンに当たったら画像を載せます^^みたいな事を書いた記憶があるのですが
今回その、年2回くらい当たってしまう悪いインスリンに当たりました^^;
先ずは、泡↓
分離↓
左側の良いインスリンは
粉と透明の水分に別れないので、混ぜる必要もなかったほどですが
右の今日開封したインスリンは
泡だけでなく粉と水分はばっちり分離しています。
もっと酷いのだと
透明の水分と白い粉が真っ二つに分離するので、これは良い方ですが
こんな感じのインスリンだと、なんとか持っても1ヶ月半です。
左側のは、
こんなに状態の良いのは初めてで状態が良過ぎて2か月半も持ちました。
持つ=効きが安定していると言う感じです。
人用として使用する場合は使用期限は1ヶ月以内なので、
この状態でも効かないということは無いですし
最初の頃はそんな見分けも付かないので1ヶ月以内に交換していたので良いのですが、
判った今は
良いインスリンに当たったほうが治療費も浮いて嬉しいですね^^♪
右の新しいインスリンを今晩から打つのですが
このインスリンだと
4.3 4 4.3 でも良いような気がします。
とりあえず
新しいインスリンで1週間
猫様の食べっぷりや、飲量、目の透明度、瞳孔などを見ながら
4単位3回を中心に多少の増減をしながらコントロールしていこうと思います。
今日は
フルクトサミンを下げる為に
ソモギー効果を抑える第一歩をしてみたけれどリバウンドでは無いようだ。
というときに、
どういう考え方をしたのか?をメモメモしました^^
お役に立てたら嬉しいです^^☆